「茶色い卵子」は糖化が原因だった!
不妊治療院の医師や培養士の間では有名だという『茶色い卵子』。
なんだかコワイですよね。
卵子は、通常ほぼ無色透明ですが、中には茶色く変色してしまった卵子があり、受精しにくいことが知られています。
茶色い卵子は、卵膜が固くなっていて、体外受精でも精子が入りにくいのだそうです。
では、どうして卵子は茶色く固くなってしまうのしょうか?
これまでは、年齢による老化が原因と考えられてきました。
しかし、最近になって、これが単に年齢によるものではなく、『糖化』によるものだということがわかってきたのです。
そして嬉しいことに、糖化を抑える食事習慣を続けることで、一度糖化して受精しにくくなってしまった卵子を、元に戻すことができるというのです。
とはいっても、甘いものが好きな女性にとっては、『糖化を抑える食事』というと、なんだかツライことに聞こえますよね。
しかし、糖化を抑える食事習慣とは、必ずしも『糖質をとらない』ということではなく、『血糖値を上げない食事の仕方をする』ことなのです。
また、『ビタミンB1』をとったり『運動』をしたりすることで、糖質の代謝を促すこともできますので、絶対に甘いものを食べてはいけないということではありませんので、安心してくださいね。
食育栄養コンサルタントが、糖化のしくみと対策を詳しくお伝えしていきます。
卵子の「老化」=「糖化」
実はコワい「糖化」
食事や飲み物で糖をたくさんとって血糖値が上がると、体内で使い切れなかった糖分が、タンパク質や脂肪とくっついて化学変化を起こして変性し、『コゲ』のようなものができます。
これを、『AGE (終末糖化産物)』と言います。
AGEの見た目は、タンパク質や脂肪の周りに糖がこびりついた、茶色くベトベトしたものです。
私たちの体は、ほとんどがタンパク質や脂肪でできているので、この糖化した物質は、『内臓・筋肉・血液・骨』など、体のいたるところに蓄積していきます。
わかりやすいところでは、『セルライト』も脂肪が糖化によるものですし、皮膚に蓄積すると、顔の『しわ・しみ・たるみ』となって現れます。
糖化は、体中の老化を促進し、目に見えないところでもさまざまな病気を引き起こしていきます。
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、アルツハイマー、骨粗鬆症、白内障、歯周病などです。
しかも怖いのは、糖化は遅効性で、すぐには影響が現れず、じわりじわりと体をむしばんでいくことです。
何かの疾患で病院に行っても、おそらく『糖化』が原因だとはわかりませんよね。
卵子も糖化しやすい
卵子は、タンパク質でできています。
当然、他のタンパク質と同じように、卵子も『糖化』します。
糖化した卵子は、細胞内のミトコンドリアの働きが悪くなり、膜も茶色く固くなって、受精しづらくなります。
胚の発育も悪くなり、妊娠の継続を妨げてしまうこともあります。
また、卵巣内や卵胞液に糖化したタンパク質が溜まると、卵巣の機能そのものが低下していきます。
卵巣に糖化物質が溜まっている場合、30代前半でも採卵できる量が減り、卵子の質も低下して、顕微授精の成功率も低くなることがわかっています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も、卵子の糖化が原因のことが
不妊に悩む方の中で、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、この多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)も、卵子の糖化が原因であることが多いとわかりました。
卵子の糖化の研究の第一人者である東京調布市の『ウィメンズクリニック神野』の神野正雄院長が、2011年の抗加齢学会で、
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因の多くは、タンパク質の糖化(AGE)である」
と世界に先駆けて発表し、同年の『ヨーロッパ生殖医学誌』にも掲載されて多くの反響を呼びました。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合、採卵をしても空胞が多く、受精できる卵子が少ない上に、卵子の質も悪いと言われています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)自体を根本から治療する方法は、まだ見つかっていません。
卵子の糖化を抑えることで改善できる可能性があるのならば、試してみない手はないですよね。
糖化は赤ちゃんにも悪影響
さらに、ママの体に溜まった糖化物質は、お腹の赤ちゃんにも移行してしまうことがわかっています。
糖化物質を受け取った赤ちゃんは、1歳くらいで検査値に異常が現れ、メタボの兆候を示します。
また、妊娠中にママが糖化を促進する食べ方をしていると、赤ちゃんも、甘いものが好きになる傾向があります。
食の好みはなかなか変えられません。
もし、子どもの時から甘いものばかり食べてしまったら、その子が大きくなったときには体中に糖化物質が溜まり、脳梗塞や心筋梗塞、アルツハイマーなどの病気になるリスクが高くなります。
女の子の場合には、将来の不妊にもつながると考えられます。
このタンパク質の糖化物質『AGE』は、ママにとっても赤ちゃんにとっても大変毒性が強いのです。
もしかしたら、ママの喫煙よりも害があるのではないかと言われています。
卵子の糖化を防ぐ 5つの方法
では、卵子の糖化を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
甘いものを食べてはいけないのでしょうか?
いいえ、必ずしもそういうわけではありません。
『糖質制限』という健康法・ダイエット法で、『炭水化物や甘いものを全くとらない食事法』もありますが、妊娠を目指す食事法としては、栄養上あまりよくありませんよね。
糖質が変化したブドウ糖は、大切なエネルギー源の一つです。
多すぎてはいけませんが、過度に糖質を減らしてしまうと、低栄養状態となり、子宮や卵巣を含む内臓機能が衰え、正常に働かなくなってしまいます。
糖質は『とらない』のではなく『減らす』、また食べる順番や、一緒に取る栄養素を工夫することが大切です。
『血糖値の急上昇を防ぎ、とった糖分を体内で分解する』ことで、卵子の糖化をストップさせることができますよ。
卵子の糖化を防ぐ食事の仕方の 5つのポイントは、次の通りです。
① GI値の高い食品を避ける
② 食べる順番を工夫する
③ 1日3食とり、間食をしない
④ ビタミンB1をこまめに補給する
⑤ 食後1時間以内に、体を動かす
一つずつみていきましょう。
簡単にできることが多いですので、ぜひトライしてみてくださいね。
卵子の糖化を防ぐ ①
GI値の高い食べ物を避けよう
『GI値』という言葉を聞いたことがありますか?
GI値とは、グリセミックインデックスの略で、食べ物ごとに、それを食べた時にどれだけ血糖値が上がるかを数値化したものです。
ブドウ糖を100としていて、高いほど血糖値の上がり方が急激で、低いほど緩やかです。
卵子の糖化を防ぐには、『血糖値を急激に上げない』食べ方をすることが大切です。
血糖値が高い状態が続くと、インスリンの分泌が間に合わず、糖質によるタンパク質の変性が進み、糖化物質『AGE』が多くできてしまうからです。
たとえ『糖質の量』が同じでも、『糖の種類』や『その食品の特性』によって、GI値(血糖値が上がるスピード)が異なります。
卵子の糖化を促進しない目安は、
『GI値』が60以下
です。
なるべくGI値が60以下の食べ物を中心に食べるようにしましょう。
カロリーや糖質が低い食べ物を選ぶよりも、『GI値』が低い食べ物を選ぶことで、卵子の糖化=老化を抑えることができますよ。
(GI値は足し算しません。50の食べ物を2つ食べても、100にはならず、50のままです。)
では、主な食べ物のGI値を見ていきましょう。
主食となる炭水化物は、ご飯より玄米、パンよりパスタ、うどんより蕎麦の方がGI値が低目です。
食パン:95 白米:88
うどん:85 パスタ:65
玄米:55 そば:54
全粒粉パン:50
野菜は全般的に低いのですが、じゃがいもとにんじんの高さに注意が必要です。
じゃがいもよりさつまいものほうが、おすすめですよ。
じゃがいも:90 にんじん:80
かぼちゃ:65 さつまいも:55
キャベツ・ほうれん草・小松菜・もやし・きゅうり・レタス・きのこ類:15〜29
お肉やお魚はGI値が低く、安心ですね。
肉(牛・豚・鶏)・魚介類全般:40〜46
糖類は、グラニュー糖を筆頭に、体に良いと言われる三温糖や黒砂糖もGI値は高めです。
はちみつに変えるだけで大分抑えられます。
さらにおすすめなのは、てんさい糖です。
GI値が低いだけでなく、体を冷やす白砂糖とは反対に、体を温める性質がありますよ。
グラニュー糖:110 三温糖:108
黒砂糖:99 はちみつ:75
メープルシロップ:73 てんさい糖:65
おやつは、全般的に高めですが、意外と低いはアイスクリームやプリンです。
(アイスクリームは体を冷やすので、おすすめはできませんが)
「和菓子の方が体によい」というのも、GI値の観点からは必ずしも当てはまりません。
キャンディー:108 どら焼き:95
チョコレート:91 ドーナツ:86
フライドポテト:85
ショートケーキ:82
アイスクリーム:65
ポテトチップス:60
プリン:52
注意が必要なのは、果物です。
GI値は全般的に低く、血糖値は上がりにくいのですが、果物に含まれる『果糖』は直接腸から吸収されるため、炭水化物などに含まれる『ブドウ糖』よりも10倍の早さでタンパク質と結びつき、糖化物質『AGE』を作り出してしまうことがわかっています。
適量を食べる分には問題ありませんが、果物中心のベジタリアンやローフードといった食べ方には、卵子の糖化を進めてしまう可能性があります。
また、『妊娠に良い』と人気の、人参とりんごで作るジュースも、GI値80と高い人参と、GI値は30と低いけれど糖化しやすいりんごの組み合わせですので、朝など空腹時に一気に飲むのは避けた方がよいですね。
体に良いはずの食べ方が、逆に体や卵子の老化を早める、ということにもなりかねません。
バナナ:55 ぶどう:50
メロン:41 りんご:36
アボカド・いちご・オレンジ・グレープフルーツ・梨:27〜32
その他、GI値が低目で安心なものはこちらです。
妊娠に必要なタンパク質が豊富に含まれているものが多いので、積極的にとるようにしましょう。
豆腐:42 納豆:33
卵:30 クリームチーズ:39
牛乳:25
ドリンクヨーグルト:33
プレーンヨーグルト:25
ピーナッツ・アーモンド・カシューナッツ・ピスタチオ:23〜29
このように、一見糖質が多く避けた方が良さそうなものが、実はGI値は低かったり、逆にヘルシーそうなものがGI値が高かったりもします。
一般的な糖質制限に比べて、食べられるものも多いですので、これなら続けやすいですよね。
卵子の糖化を防ぐ ②
食べる順番を工夫しよう
食後1〜2時間後に、急に眠気が襲ってくることはありませんか?
それは、食事によって血糖値が急激に上がり、インスリンが大量に分泌されて低血糖になっている証拠です。
お昼にお腹がすいている状態で、丼ぶり物やパスタなどの炭水化物を一気に食べて、午後の仕事中に眠くなってしまった…
という経験がある方はきっと多いですよね。
卵子の糖化を防ぐには、何よりも血糖値を急激に上げない食べ方をすることが重要です。
血糖値が高い状態が続くと、糖質によるタンパク質の変性が進み、糖化物質『AGE』が多くできてしまいます。
血糖値を上げない食べ方とは、最近ダイエットなどでよく言われる『ベジタブル・ファースト』の方法です。
『食べる順番』に気をつけるだけで、最終的に同じ量を食べたとしても、血糖値の上がり方が緩やかになりますよ。
また、最初に食べたものが一番多く吸収されるので、食物繊維やタンパク質を先に取り込み、ご飯やデザートを後半に食べることで、吸収される糖質の量も減らすことができます。
具体的には、次の順番が卵子の糖化を防ぐ食べ方です。
食物繊維(野菜・きのこ・アーモンドなど)
↓
タンパク質(肉・魚・卵・豆腐・納豆など)
↓
炭水化物(ご飯・パン・パスタなど)
↓
デザート(食べるなら最後に)
和食の懐石料理では、酢の物などの先付から始まり、次にお刺身、煮物、揚げ物など、最後にご飯、お味噌汁、デザートという順番で出てきます。
実はこの和食の順番が、糖化を防ぐ理想的な食べ方なのです。
普段の食事でそこまで何品も時間差で食べることはなかなかできないですよね。
でも、ざっくりと『野菜・お肉・お魚が先、ご飯と甘い物は後』と分けるだけでも、かなり糖化を防ぐことができますよ。
「時間のないランチタイムに、先に野菜を食べる余裕はない」
という方は、丼ぶり物やうどんやパスタを一気に食べる前に、せめてドリンクヨーグルトや冷ややっこなどを口に入れるようにしてみてください。
『食事の後に眠くならない。』
これが、『糖化=卵子の老化』を防ぐ食べ方が成功しているサインです。
卵子の糖化を防ぐ ③
1日3食とり、間食は控えよう
糖質の量を減らすには、食事の回数を少なくした方がよいのでは?と思うかもしれません。
たとえば、朝ご飯を抜く、夜ご飯を食べないなど…
確かに体に入る糖質の絶対量は減りますよね。
しかし、食事を抜くと、血糖値が低い状態が長時間続くので、次に食事をしたときに、血糖値が急激に上昇するのです。
そして、その急上昇に体が危機を感じて、インスリンを大量に分泌するので、今度は低血糖になります。
そのようなジェットコースターのような血糖値の乱高下で、卵子の糖化は加速して進んでいってしまいます。
また、血管やすい臓などにも負担がかかり、思わぬ病気を引き起こす可能性もあります。
少量でもよいので、1日3食とり、なるべく間食をしないようにしましょう。
今まで朝食をとる習慣がなく、「朝は食欲が沸かない」という方は、GI値の低いヨーグルト・チーズ・アーモンドなどを、少しでも口にするところから始めてみてくださいね。
卵子の糖化を防ぐ ④
ビタミンB1をこまめに補給しよう
「そうは言っても、付き合いの外食で食べる順番を守れないこともあるし、お土産でいただいた甘いものを空腹時に食べてしまうこともあるし…。」
そういうときもありますよね。
そんな「糖質をとり過ぎたかな」という時に、その余分な糖質を体内で分解してくれる嬉しいものがあります。
それは『ビタミンB1』です。
ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変換されるのを促進してくれます。
糖質が体に入ってきたときに、ビタミンB1が豊富にある状態にしておくことが大切です。
もしビタミンB1が不足していると、エネルギーに変換しきれなかった糖質が体内に残ってしまい、タンパク質や脂肪とくっついて、老化の原因『AGE (終末糖化産物)』となってしまいます。
特に日本人は、糖質の多い白米を主食としているため、ビタミンB1を多く必要とすると言われています。
妊活中は、より意識してビタミンB1をとり、糖質の代謝をスムーズにして、体内に余分な糖質を残さないように心がけましょう。
厚生労働省が30~49歳の女性に推奨するビタミンB1の摂取量は、1.1㎎です。
ビタミンB1が多く含まれる食品は、次の通りです。
特に多いのが、豚肉です。(100gあたり)
豚肉(もも赤身) 0.96㎎
豚肉(ロース) 0.63㎎
豚肉(ばら肉) 0.54㎎
うなぎ(蒲焼き) 0.75㎎
その他、卵・大豆・レバーなどにも多く含まれています。
また、白米を胚芽米や玄米に変えるだけで、ビタミンB1を多くとることができますよ。
玄米(お茶碗1杯) 0.28㎎
胚芽米(お茶碗1杯) 0.14㎎
白米(お茶碗1杯) 0.04㎎
一つ注意が必要なのは、ビタミンB1は水溶性のビタミンなので、一度に多くとると吸収されない分が体外に排出されてしまうということです。
ですので、一日数回に分けて、こまめにとることが大切です。
食事で補いきれないときには、ビタミンB1が入ったサプリメントを利用するのも手軽でいいですね。
卵子の糖化を防ぐ ⑤
食後1時間以内に、体を動かそう
『卵子の糖化=老化』を防ぐためには、食後の過ごし方も大切です。
血糖値は食後に上昇し、食後15分から1時間の間、高い状態にあります。
その間が一番、卵子をはじめとする『糖化』が進みやすいのです。
食後に軽い運動をすると、血糖値の上昇を抑えられることがわかっています。
ブドウ糖の消費を増やし、インスリンの効きをよくし、血液中に糖が残らないようにするのです。
食後1時間以内に、10~15分程度のウォーキング(早歩き)をするのが有効です。
たったそれだけで、血糖値が約10%も下がると言われています。
特に夕食後には、約20%も下がるというデータがあります。
これは、糖尿病の患者さんにもすすめられている運動療法で、妊活中の女性の卵子の老化防止にも効果が期待されています。
もし食後に外出できないときには、室内でスクワットなどを少し息が上がる程度におこなうのがおススメですよ。
排卵・採卵直前でもあきらめないで!
以上、卵子の糖化を防ぐ5つの方法をご紹介しました。
でもこれは『卵子の糖化を予防』するだけで、すでに糖化してしまった茶色い卵母細胞を元に戻すことはできないのでしょうか?
卵母細胞は、胎児期に作られて以降、増えることも生まれ変わることもありません。
そして、これまではいったん糖化してしまった卵子は、元に戻すことは難しいというのが定説でした。
しかし最近、嬉しいことに、糖化を防ぐ生活習慣を続けることで、すでに糖化でできてしまった『AGE』を分解することができるという臨床実験結果が出てきました。
さらに、
「体外受精での採卵前に、インスリン抵抗性改善薬(糖尿病で使われる薬)を投与したところ、卵子の質がよくなった」
という報告もあることから、排卵近くになって卵子の糖化を改善できる可能性がある、と言えますよね。
卵母細胞から卵子となり排卵されるまで、約3ヵ月かかると言われています。
できれば最低3ヵ月はかけて糖化していない卵子を育んでいくのが望ましいですが、妊娠を希望する排卵日・採卵日直前でも、あきらめずに徹底的に糖化を防ぐ食生活を試みてみる価値はありそうですね!
まとめ
今後、卵子の糖化対策は、ミトコンドリアやDHEAと並んで、間違いなく不妊対策の主流となっていくでしょう。
不妊治療を行う病院でも、卵子の糖化に着目して治療し、成果を上げているところも出てきています。
不妊の原因が見当たらない、病院に行ってもどこも異常はないと言われたのに、何度トライしても妊娠できない…。
そんな方は、『卵子の糖化』が原因かもしれませんよ。
日頃の生活習慣を工夫することで、自力でできる卵子老化対策ですので、すぐにでも始めて、卵子の質の向上をはかりましょう!
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